大企業(大手メーカー)に10年働いて実感した!大企業で働く5つのメリット!

ビジネス・キャリア

大学生にとってはそろそろ就職活動も本格化してくる頃かと思います。

今日は「大企業で働くメリットでなんでしょうか。」といった質問に答える記事です。

10年ぐらい大企業で働いていると、新入社員から社会人5年目ぐらいの若い人とかによく聞かれるんですよね。この質問。

就職活動をしている学生と会う機会があればなおさら同じ質問です。

みなさんは、大企業では働くメリットとしてどのようなイメージを持っていますでしょうか。「安定している」、「福利厚生が充実している」、「教育制度、環境が整っている」といったところでしょうか。

ありきたりの視点での一般論ではあまり面白味がないのですので、ぼくなりに10年間大企業(大手メーカー)で働いて実感したメリットを次に説明します。

少し前の話なりますが、サイボウズの青野社長が、次のようなコメントをツイートしていらっしゃったようですね。

最近、日本の大企業でくすぶっている若者たちを見て思うことがある。君たちはね、就活に失敗したんだわ。時代についていけないサラリーマン社長が経営している
イケていない会社を選んじゃったんだわ、そして、くすぶり続けているってことは、君たちも変化できない奴だってことになる。変わろう、動こう。

引用:サイボウズ式

どんどん個人がエンパワーされていくこの時代。ベンチャー企業からしてみれば批判の対象になりがちの「大企業」の存在ですよね。

たしかに日本の大企業ならではの全然イケていない風土、制度もいっぱいあります。そして、全然イケていないオジサンたちが多く存在するのは事実です。それはそれで、大企業だから仕方ないと諦めず、ぼくらが中からこれから変えていって乗り越えていかなければならない課題です。この課題については、別途、紹介します。

今日は、大企業に入って5年目ぐらいの人、もしくはそれぐらいの部下、後輩を持っている共働きパパに向けて、「大企業に働いていることも捨てたもんじゃない」ということを発信します。

そもそも大企業の定義は?

実は中小企業の企業の定義は規定されているんですね。中小企業庁によると中小企業は以下のように定義されています。

製造業、建設業、運輸業であれば資本金3億円以下、または従業員が300人以下。卸売業で資本金1億円以下、従業員1000人以下。小売業で資本金5000万以下、50人以下。サービス業で資本金5000万以下、100人以下。

参考:中小企業庁

この定義を超える企業は大企業ということになりますが、皆さんの大企業というのは、もう少し規模が大きい会社をイメージされるかもしれません。「多角化経営を進めて複数の事業を手掛けている」、「海外にも積極的に進出している」、「国内、海外問わず拠点が多い」、「企業CMで有名人を起用している」…。実際には、そういった部分から「この企業は大企業だろう」となんとなく判断をされているのかもしれませんね。

大企業で働くメリットとは何か。

有形、無形の資産がある。

大企業だと話を聞いてくれる!?

有形資産、無形資産といっても、その中で、知名度があるという「企業名のブランド」の存在はやっぱり大きいです。

プライベートな面であれば交際相手の親に結婚を説明するときにも比較的受け入れられやすかったり、住宅ローンを組む時に審査が簡単に通りやすかったりします。

また仕事面でも展示会やイベントに出展、参加することがあっても、ある程度の名前が通った会社であれば名刺交換さえすれば大体の人が話は聞いてくれます。これが全く知名度のない会社であれば話も聞いてくれないということもあります。

これは日本国内だけでなく、海外でも同じです。特に、ぼくのように国内でも海外でも商品や技術を紹介する立場であるマーケティングのような職務ついていると実感するのが、その業界の中で、海外でもある程度の知名度のある会社であれば、まずはどんな商品を持っているのか、技術を持っているのかと話を聞いてくれます。

人、金、モノも充実!?

これは会社によるかもしれませんか、有形資産である人、金、モノも充実している可能性も高いです。たとえば何か新しい設備が必要な時に億単位の投資もそれほど大変なことではないです。もしくは部門、部署を超えて社内で連携をしようと思った時に、相談できるが出来る人材が社内にいることも心強かったりします。

インプットの量が多いことで、アウトプットのサイズと大きくなってくる。つまり、それは社会与えるインパクトもそれだけ大きくなるということかもしれません。

人間関係は変わる。

上司や先輩は定期的に変わる!?

みなさんも会社にいれば、一度は気の合わない上司や、意地悪な先輩が周りにいたこともあるのはないでしょうか。もしくは、まさにその状況だったりして・・・。

ある程度の規模の会社であれば定期的にローテーションするので転職しなくてもいずれ3年から5年で上司は変わります。もしどうしても嫌な上司であれば手を挙げれば、別の事業部、職場に異動させてもらうこともあります。「捨てる神あれば、拾う神あり」です。人間関係で悩むごとに毎回転職してられませんよね。

大企業とは何かが分かる。

大企業の内情って!?

「大企業ってホントに縦割り組織であるのか」、「年功序列なのか」、「鶴の一声で物事が決まるトップダウンなのか」といったような一般的な大企業の組織、企業風土は入ってみるまで分からないでしょう。池井戸潤さんの小説に出てくるような悪代官的な親分の人がいたり、上司に取り入って出世を目論むようなみたいなの人がいたり、窓際で干されている人がいたり、まさに小説に出てくるキャラクターを見ることもできるでしょう。

一度、大企業に入ってみることで、大企業の中でのどのように意思決定のフローがを理解できていることは、中小企業、ベンチャーに転職した後に大企業相手にビジネスをする時に強みになるでしょう。

長期的な視点で人生を考えることが出来る。

人生=仕事×家庭×趣味の方程式!?

ぼくは人生というのは仕事と家庭と趣味をどれだけ楽しむことが出来るかといったことを考えています。この3つの変数を変えることでアウトプットが決まる方程式だと思った時に、仕事が一度安定することで家庭を築きやすいです。

立ち上げたばかりのスタートアップ企業で1年後に解散して転職活動をしなければならない可能性がある場合よりも、当面5~10年は継続する可能性が高い企業にいた方が結婚もしやすいですし、子供も作りやすいのではないでしょうか。

言い換えれば一旦仕事の変数を固定さえしてしまえば、家庭、趣味の変数はいくらでも変えようがあるといった考え方ができるのではないでしょうか。

休みが取りやすい!?

これは大企業だからこそ休みが取りやすいと一般的にいえることではないですが、あくまでも特定の仕事を数名単位の部署で分担していればこそ、何かプライベートで休みを取れなければ無くなったときにも比較的休みやすいです。

これは特に女性であれば、産休、育休を取得する時に、代わりの人は会社で手当てするので重要な要素でしょう。

共働きパパであれば保育園に子供が病気なって、パパ、ママのどちらが休まなければならないことも多々あると思いますので、実感してくる人は多いのではないでしょうか。

長期的な課題を取り扱いやすい!?

これはどちらかというを研究職の人に言えることですが、体力のある会社にいるからこそ、長い期間で規模の大きなテーマに取り組むことが出来ます。たとえば、島津製作所に長年勤務されながら質量分析技術の開発でノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんもその一人でしょう。長く取り組むことでこそ壮大なアプトプットを出すことできるも。

大人数をまとめて動かす経験を積むことができる。

言葉じゃ伝わらない!?

中小企業の場合、社長が近くにいて飲み会の時にでも新しいアイディアを提案すればそのまま話が進むといったこともあるかもしれません。ある程度の規模の企業であれば、役員クラスへの進捗報告や、プロジェクトメンバーへの情報伝達などの時に、文章、もしくはイメージを使って発信する機会が多いです。

その時に伝わる文章を作成できなければ、やりたいこともできないでしょうし、社内で認められないというのが実情でしょう。人に伝えるための文章作成スキル、プレゼンスキルというのは必然と鍛えられることになるとは思います。

最後に

最初に説明した通り、メリットばかりではないことは事実です。大企業ならではの残念な部分もあります。

だからといって変わらないことを嘆いて愚痴をこぼすよりも、どうやったら変わるのか、どうあるべきなのかを発信することの方が建設的だと思っています。そういった視点で、次回は記事を書きます。

それでは、失礼します。