投資信託(インデックスファンド)を始めたい時に、どうやって妻(嫁)を説得するのか。

お金

投資信託(インデックスファンド)での資産運用を考えた時に、共働きパパたちが必ずといってもいいほど直面する問題が妻の説得です。

我が家は、ぼくのNISA口座で2014年から約5年間、妻のNISA口座で2016年から約3年間、インデクッスファンドでの資金運用をしています。

こういった話をした後に、「投資信託をやってみたいんだけど、どうやって奥さんを説得すればいいの。」と質問を良く受けることがあります。

今日は、皆さんの奥さんをどうやって説得するのかをお話します。

説得の基本は「感情」と「理論」

今回は妻の説得というテーマですが、妻の説得に限らず、仕事での上司、同僚、お得意先に何かお願いをするときも同じですが、気持ちに訴えて「感情」を揺さぶることと、言いたいことの裏付けとなるデータや根拠を使って「理論」をロジカルに説明することの両方が出来なければ相手は納得しないのではないでしょうか。

もちろん、相手によっては「感情」、「理論」の比率の使い分けは必要だと思います。奥様のタイプによって、その比率を「感情」:「理論」=6:4とするのか、4:6とするのか、それとももっと極端に8:2としたり、2:8にするのかは、皆さんと奥様の関係次第でしょう。

ただ、基本的には、感情的な人には理論で、理論的な人には感情で攻めるのがよいと言われています。

投資信託についても、「絶対損する!そんなのやらない方がよい」と突っぱねられたときに、「絶対やった方がいい。将来的に得だ。」といって、感情に対して感情で応戦していても、平行線を辿りそうですよね。

こうやって「感情」に訴える!

保険屋から年金保険を、銀行員から外貨預金などを進められた経験はありませんか。そんな時、営業をする側の生保レディや、銀行員から、決まって口に出てくるのかは、老後の不安を煽ったり、老後の楽しみをイメージさせるようなセリフです。

たとえば、こんなセリフです。

「夫婦の老後で××円必要で、公的年金では十分ではない。」
「老後に向けて蓄えましょう。余裕ができた時には海外旅行にも行けますよ。」

いずれも、ネガティブに人の不安を煽るようなケースや、ポジティブにエサで釣るようなケースがあります。まずはそれでいいんです。保険屋や、銀行員は、金融商品を売り込まなければならない立場なので、当然セールスの研修を受けています。その常套手段を利用しない手は無いです。

まだ付き合っている頃から夫婦になった今まで、何年間か奥さんと一緒にいるのであれば、奥さんの趣味嗜好ぐらいは何となくわかるでしょう。旅行に行くのが好きだとか、洋服か好きだとか、美味しい食事が好きだとか。奥さんの趣味嗜好にに合わせたアプローチを考えてみてはいかがでしょうか。

もし分からないようでしたらパートナーに興味がない証拠なので、相手を選びなおした方がよいかもしれません。

「理屈」は他人任せ!?

ここからが重要です。投資信託をやってみようと思ったからには、ある程度ネットや、本から情報を得ている状態だと思います。
なまじ聞きかじった情報を駆使して、「理屈」の部分を説明しようとしますよね。

「複利の効果」、「債券を使った安全資産」、「経済成長の指標合わせたインデックスファンド」・・・。

ドツボにはまりますので、やめましょう。ここはプロに任せた方がよいです。

最初に言っておきますが、ここでやってはならないのが、銀行、証券会社などの金融機関の窓口に行くことです。

先日も、第二子が生まれた後に、役所で一通り手続きを終えた後、近くの都市銀行で第二子名義での預金口座を作りに行ったときにも、
「息子さんの貯金ですか。投資での運用はどうでしょうか。」といったセールスを受けました。もちろん、さらりと流しました。

基本的に、金融機関は自分たちに都合の良い商品を進めてきます。都合の良い商品とは、彼らにとって手数料が取れる商品です。

では、どうやってプロに任せるのか?それは、本を買って読んでもらうだけです。

セミナーや金融機関に行って外出する必要もなく、これが一番シンプルです。

ぼくの妻も最終的にはぼくが渡した本を読んでもらって、投資信託の有用性を納得してもらって、妻名義での口座を楽天証券で開設しました。

ぼくが読んだ中で妻の説得に使えそうな本を3冊紹介します。

カン・チュンド(著) 忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術

この本は少し古いですが、妻はこの本を読んで投資信託を始めることになりました。
そもそも日本人が投資に消極的である背景を説明しながら、なぜ投資信託が資金形成のために有用なのかといったことを説明してくれています。
ただし、実際に、どういった投資ファンドを選べばよいかといったことについては、この本の発行年が古く、現時点ではかなり新しいファンドも出てきているので、
それに関しては別の手段で確認するとよいでしょう。具体的には、当時よりもインデックスファンド同士で競争をしており、信託報酬(手数料)の少ない商品が出てきています。

山崎 元(著) 大橋 弘祐(著) 図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

この数年、よくメディアに登場する山崎元さんに、投資にあまり詳しくない大橋さんがインタビューするという形式の1冊。とにかく、初心者がまず手に取る本としては最適です。
細かいことは脇の置いておいて、結論からズバズバと山崎さんが大橋さんの質問に答えていきます。ところどころに分かりやすいイラスト入っており、
「投資信託ってなに?」という仕組みを理解するためにはもってこいです。難しいことを考えずに、おそらく1~2時間でさらっと読めます。

水瀬ケンイチ(著) お金は寝かせて増やしなさい

こちらの本はサラリーマンをしていながら、15年間投資信託を実践してきた個人投資家の目線で書かれた本です。インデックス投資家としてのブログを自分で運営されている方で、
ブログに綴れている内容がコンパクトにまとめられています。この本の良いところは、とにかく投資する側の人が書いているということです。投資信託を始める方法だけでなく、
意外と難しい続け方や、出口戦略、つまりインデックスファンドを運用をした後の終わらせ方についても言及しており、そこはあまり巷では語られていないので一読に値します。

以上、3冊の本を紹介しましたが、本屋さんを覗いてみてください。これ以外にも最近、投資信託に関する本が色々と出版されています。
繰り返しになりますが、大切なことは、まだ始めてもいないことの説得を下手に試みるというよりも、本で説得した方が手っ取り早いということです。

最後に

今回は、投資信託を始める当たり、自分が読んだ本を妻にも読んでもらって説得するという話題を上げましたが、我が家ではたまに一緒に同じ本を読むということをしています。
また、ネット上の情報についてもお互いに読んだらよいと思ったものは、LINEやメールでシェアしています。

同じ情報であっても夫婦それぞれで捉え方は異なると思いますが、同じ情報に触れるという共有体験をつくっておけば、議論の前提条件が出来ますよね。
つまりイチから説明が要らないということです。この方法は投資信託の話に限らず、子育てにも使えますので、忙しい共働き夫婦にはおすすめします。

それでは、失礼します。