5年間、NISA口座で投資信託を運用した結果はどうなっているのか。

お金

今日はNISAで5年間、積立て投資信託を実践した結果を紹介します。

「投資信託を初めて実際にはどうなの。」、「本当に増えるのか。」という実態を知りたいという人は多いのではないでしょうか。

今回は、ぼくの楽天証券の口座の中身を一挙公開しちゃいます。そんな大げさなことではないですが…

基本的には2014年以降の世界経済は成長を続けているので緩やかに成果が出始めています。(実体はわかりませんが、一応名目上は・・・)

現時点でどれだけ増えるのか

投資信託がどれだけ増えているのか、もしくは減っているのかを普段から確認している訳ではないですが、今日は久しぶりに楽天証券にログインをして投資信託の状況を覗いてみました。

トータルの評価額は5,733,492円。評価損益は537,854円と出てきました。(2018/11/8時点)

細かい数字は置いておいて、ざっくりというと約520万円の元手が5年間で10%増えて約570万円となっています。

引用:楽天証券

30年間ぐらい運用する予定なので、5年間では何とも言えませんが、それなりに成果は出始めているというのが、正直な感想です。

なぜ投資信託を始めたのか

ゆっくりと確実に長期的な資産形成をするためには「インデックスファンド」が有用であることを理解できたからです。

NISA(少額投資非課税制度)が始まったのは2014年。当時、ぼくは社会人5年目。まだ結婚もしていなければ子供もおらず、好きなように時間とお金を使っては遊んでいました。それまで投資といえば、仲間内の会話でFXが儲かるという話を聞いては、FXに手をつけてみてたり、株がいいぞいう話を聞いては、株を買ってみたり、ふらふらといろいろと試していました。四六時中、携帯を見て、1日に何度も損益をチェック。

勤務時間中も飲み会の最中もそのことばかり気になって、精神衛生上よろしくない状況でした。結局、損切り(マイナスの状態で手放すという意味)の連続。結局トータルで50万円ぐらいは損をしたのではないでしょうか。高い勉強代でした。そんな、ぼくは投資に向いていないだろうなと思っていました。

ある日、株の投資を勉強してみようかと思った時に読んだ本が「臆病者のための株入門」。

まさに大損をすることを恐れてすぐに損切りをしてしまう。チキンのぼくにはもってこいのタイトル。そんなぼくにあった儲かる株はどれだろうかと意気揚々と手を取ったのを記憶しています。この本を読んだ後に、株で一発当ててやると生き込んでいた気分が一気に萎えて、冷静になることができました。

つまりはFXも株もギャンブル。忙しいサラリーマンでも簡単出来て、ちゃんと資産形成できるのは「投資信託」、しかも「インデックスファンド」であることに気づかせてくれました。

さっそく2014年にNISAが始めるというニュースを見て、当時、どの投資信託を購入すればよいのかを考えていた時に読んだ本が「毎月5万円で7000万円つくる 積立て投資術」。

月一度に引き落としの設定、投資するファンドを選び方、年に一度の確認といった基本的な投資信託を始める方法、運用方法が説明してあることはもちろんのこと、「老後って結構お金が必要になるのだろうな」ということを実感させられました。しかし当時は、結婚相手も、子供も、家もなく、いまからしてみれば資産形成する具体的な目的がないスタートラインでした。

つまり、具体的なゴールはなくとも、貯金してもいてもどうせ増えないし、投資に回して緩やかに増えていればよいだろうという気楽な思いで投資信託を始めました訳です。
めんどくさがりで計画性のないぼくらしい発想です。しかし、思い立ったら吉日。当時手数料が安さで選んだ「楽天証券」で口座開設、さっそく運用開始です。

どんなインデックスファンドに投資をしたのか

当時読んだ本の説明を参考にしてバランスのとれた設定しようと思い、「日本株式」、「先進国株式」、「新興国株式」、「日本債券」、「海外債券」の5つに均等に1万円/月投資をすることにしました。月々の積立て分で60万円/年。ボーナスが出る月には、それぞれに2万円づつで合計10万円を年に2回上乗せで積み立てて、年間80万円を投資信託に回すプランで始めました。

当時、選んだファンドは以下の通りです。

・ニッセイ日経225インデックスファンド(国内株式)
・SMT グローバル株式インデックス
・オープン(先進国株式)
・eMAXIS 新興国株式インデックス(新興国株式)
・SMT 国内債券インデックスファンド(国内債券)
・SMT グローバル債券インデックス・オープン(海外債券)

次に現在の保有銘柄の一覧を載せておきます。

「あれっ、上に書いてあった5本以外のファンドにも投資をしているじゃないか。」と思いませんか。
はい、その通りです。途中、紆余曲折しました。次に紆余曲折を簡単に説明します。

途中の紆余曲折

まず保有銘柄一覧で気になるのと思われるのは、「ひふみプラス」ですね。これはインデックスファンドなく、アクティブファンドです。
インデックスファンドで緩やかに資産形成すると考えたにもかかわらず、アクティブファンドある「ひふみプラス」に投資する理由は、このファンド運用するレオス・キャピタルという投資ファンドの考え方、方向性に共感ができたからです。詳しい理由は次回説明します。

またREITという不動産投資信託にも実験的に積立てを割り振っていたりしていた時期もありますが、最終的に現在積立てを設定している投資信託は次の5本です。

・ひふみプラス(国内株式・アクティブファンド)
・ニッセイTOPIXインデックスファンド(国内株式)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス(先進国株式)
・eMAXIS Slim新興国株式インデックス(新興国株式)
・eMAXIS Slim国内債券インデックス(国内債券)

「ひふみプラス」を除く、これらファンドで積立て投資している理由は、ファンドの運用管理費用(信託報酬といっているファンドを運用する人たちに支払うお金、つまりぼくらにとっては手数料というコスト)が安いためです。2014年に始めた投資信託ですが、始めた後は基本的にはほったらかしでした。

久しぶりに投資信託に関してもう少し勉強かなと思って、今年買った本が「お金は寝かせて増やしなさい」。この本を読んで、近年、運用会社間でコスト競争が進んでいることを知り、楽天証券で取り扱いがあるファンドの中から、運用管理費用が安いファンド選択し、積立て設定を見直しています。

また合計の金額も10万円になっていますよね。NISAの年間枠が2016年に120万円に引き上げられた後は、ボーナス時に積み増すなどめんどくさいことは止めて、投資額を分かりやすく10万円/月にしています。

最終的にはどこを目指しているのか

当初は独身時代に何の目的もなく始めた投資信託でしたが、結婚して子供も預かった現在では、老後資金と位置付けています。年率5%弱で運用して、60歳前後で3600万円の元手に対して、5300万円程度となっている計算です。この5300万円は夫婦の老後資金として使っていく予定です。場合によっては50歳前後で早期退職した時に第2の人生を踏み出すために用いるかもしれません。

このグラフは、投資信託ガイド|ファンドの海というブログの長期予想/アセットアロケーション分析を使って計算しています。

なお以前インデックスファンドで投資した場合、どれだけお金が増えるのかイメージを掴んでもらうために書いた記事はこちらです。ご参考までに。

インデックスファンドで投資したらどれだけお金が増えるのか。実際にシミュレーションしてみた!

ぼく自身は当時始まったばかりのNISAで投資、運用を開始しました、しかし、老後資金と位置付けたことであれば、必ずしもNISA口座で運用する必要もないです。むしろ老後資金ということであれば、iDeCo(個人型確定拠出年金)の方が目的には適っているかもしれません。

これから老後資金の位置づけで積立投資を始めるのであれば、iDeCoを積極的に活用すべきです。60歳になるまでは原則引き出せないですが、投資に回している掛け金が所得控除の対象になります。つまりiDeCoを使って投資することで所得税、住民税が軽減されます。

ぼく自身も節税対策としてiDeCoを積極的に活用することを検討中です。

いかがでしたでしょうか。NISAで投資信託をはじめて現時点でどれだけの成果が出ているのか、どのように投資信託を始めたのかといった一連の件を説明させてもらいました。

これから老後資金を積み立てなければならないという方の参考になれば幸いと思っています。

最後に

今回、書いたブログの記事のところどころに、ぼくが参考した本のタイトルが入っています。次はこれらの中からぼく自身が読んで参考にしている本、つまり投資信託を始める方におすすめしたい本を紹介します。しも夫婦で投資信託を始める場合は、この本が奥さんを説得する材料になります。妻の説得方法というのテーマも別枠で記事を書く予定です。

それでは、失礼します。